ATT(App Tracking Transparency)でrejectを繰り返した話

2021年7月半ばに新規アプリでAdmobを実装して申請したら
ATT(App Tracking Transparency)で繰り返しリジェクトくらいました。

実装自体は最初からしていたのですが、
どうも担当者に認識してもらえなかったようでATTだけで2度リジェクトされました。

経緯

(私)初回起動時に”ATTダイアログが出るように実装し”申請。

(Apple)提出画像のミスとSiri Shortcutsの実装が無いと言うことでリジェクト。

(私)画像の修正とWidgetのみの実装でSiri Shortcuts無い旨を記述し記述し提出。

(Apple)ATT無しでリジェクト。(ここからATT関連)

(私)ATTは実装済みだったのでダイアログのスクショを添付して返信。

(Apple)リジェクトでATTダイアログの動画を要求。

(私)アプリ起動時の実機動画を添付しATTについて注意書きをして申請。

やっと通過。

1回目で目をつけられた可能性もありますが、
それにしても見てなさすぎでは無いでしょうか・・・
他のアプリでWidgetを実装した時はSiri Shortcutsの指摘もなかったので、
審査担当者がイマイチだった可能性もあります。

今回は日本語のみの対応ではあったのですが、
ATTダイアログは大部分がAppleの標準のままで、
説明文しか変更できないので言語の問題とは考えにくいです。
また、一部iOSバージョンではATTダイアログが表示されない不具合があったのですが、
Apple側でそのバージョンを使っていたとは考えたくないですね・・・

対策

アプリ申請時には「App Reviewに関する情報」の「メモ」に
審査に関わる連絡を書くことが出来ます。
加えて画像や動画を添付する事ができます。

繰り返し審査を行うには非常に時間がかかるので、
スムーズな通過を目指す場合は、必要そうな情報を先に書いておくといいでしょう。

アプリのトラッキングを有効にした場合は、
ATTダイアログの表示タイミング及び可否による違いを記述し、
実機動画を添付しておくと良いでしょう。

今回はAdmobかつ初回リリースだった為リンクが出来ていないので、
ダイアログの選択によって見た目の変化はない旨を書きました。

また、アプリの機能で紛らわしい点があった場合なども書いておくことをオススメします。
以前に他のアプリであったのですが、割と先入観で審査されており、
アプリ内の日本語テキストはあまり読んでもらえない場合があります。

面倒に思えますがリジェクトされた方が余程面倒なので、
使えるものは積極的に使っていきましょう。
私は英語を書くのは余り得意ではないので殆どがDeepL翻訳そのままで書いてます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました