M1 Mac miniを買ったのでセットアップついでにgitのデフォルト等の確認をしました。
本当は次の型のMac miniまで待つ予定だったんですが、流石に限界だったので・・・
gitのインストールについて
Xcodeに附属しています。インストール作業については特に不要です。
gitの設定について
以下でgitの設定が行えます。
Preferences -> Source Control -> Git
Xcode内から設定できるgitの設定は以下の通りです
- Auther Name(–global user.name)
- Auther Email(–global user.email)
- Ignored Files(gitignore global)
他の設定についてはターミナルやgitクライアントから設定してください。
Optionsに関してはXcodeでgit関連の操作を行う際の挙動の設定です。
git自体の設定でないので割愛します。
gitignore globalについて
gitignore globalはそのユーザーが利用するリポジトリ全てに反映されます。
主に個人のPC環境で変わるファイルをコミットしない為に使用します。
Ignored FilesですがXcode上からは1項目ずつしか設定できません。
細かく追記変更する場合には便利ですが、
最初に大量に設定する場合にコピペしたり、
テキストファイルそのものを反映するには向きません。
このIgnored Filesは最初は存在しませんが、
1項目を設定した後「~/.gitignore_global」が作成され設定されます。
このファイルを編集することで反映させる事が出来ます。
※隠しファイルなのでFinderから見る場合は「⌘+Shift+. 」で表示したください
gitignore globalファイルの配置について
gitignore globalはgit configのcore.excludesFileに指定されたものが反映されます。
Xcodeは初期状態ではcore.excludesFileに「$HOME/.gitignore_global」を指定しファイルを作成します。
ターミナルやgitクライアントからcore.excludesFileを設定すると、
Xcodeは指定されたファイルを読み込むようになります。
他の場所にgitignore globalファイルを置きたい場合はこれを利用しましょう。
コマンドは以下になります。(ファイルパスは任意のものへ変更)
git config –global core.excludesfile ~/.gitignore_global
なおgitignore globalファイルは本来デフォルト値があるようで、
「$HOME/.config/git/ignore」となっているようです。
こちらに合わせたい場合は変更するかあらかじめ設定するかしましょう。
「$HOME/.gitignore_global」も色々な所で紹介される場合によく挙がる場所ではあります。
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