【SwiftUI】Swift5.5およびiOS15におけるList表示の変化

Swift5.5およびiOS15にする事でListのデフォルトの表示が変わった様です。
私のアプリでは変化があったので紹介します。

最低限の動作には影響しないかもしれませんが、
UIが崩れている可能性があるので確認した方が良いと思います。

DefaultListStyleについて

Listを作成した際に標準でDefaultListStyleが適用されます。
この時の挙動が変わっている様です。

以前では単純にListのみを作成するとPlainListStyleになって居ました。
ListをVStackで囲うなどするとSidebarListStyleに変化していました。

Swift5.5ではどちらの場合でもSidebarListStyleが適用されます。
わかりやすくはなりましたが、指定せずにPlainListStyleを使用している場合は注意が必要です。

Xcode12時代にビルドしたアプリでPlainListStyleを使用している場合、
iOS15では空行が表示されていました。
これはXcode13（Swift5.5）でビルドし直すと改善されました。

空行無しの状態でデザインしている筈なので、空行があると結構印象が変わります。
こちらも注意した方が良いでしょう。